教室で現れる家庭での「幼児の教育」

小学校の入学早々、休み時間のたびに床に寝っ転がってごろごろする児童がいました。担任は外で元気に遊びまわる同級生と遊ばせようと声をかけるのですが全く誘いには乗りません。担任はその行動がとても不思議でたまりません。母親にその状況を話すと母親は納得した様子。

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担任に家庭での様子等を話し始めたのです。その子は赤ちゃんの頃からずっと猫と遊んで育ってきました。内職で忙しい母親は、子供が静かに猫と遊んでいることをいいことにお金を稼ぐことに懸命でした。

幼児の教育のことは頭になかったのです。生きることに精いっぱいだったという母親は言語の発達の遅れにも気づかずにいて検診時に指摘されたこともあったといいます。三つ子の魂百までと言いますが人間形成の最も大事な時期は母親が幼児の教育の大切さを自覚しなければなりません。友達と仲良く遊ぶようになるまで学校の温かい支援が続きました

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